子供と映画を見るのは良い教育なると思う
- 2019.09.17
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映画を通して共通体験をしている
週末の夕食は、必ず何か家族で映画を見るようにしている。
もう何年も続けているのでめぼしい映画は見る映画がないぐらいです。
ずっと子供と映画を見てきて感じたことをつらつらと。
子供と物語を共有することは楽しい
映画を選ぶ際に気をつけているのは、
大人も関心が持てるような映画を見る、ということ。
あくまで自分も楽しむ延長に子供がいて
子供と一緒に大人も楽しめればと考えている。
長年、子供とたくさんの映画を見てきて感じたのは
子供と物語を共有すること、は素晴らしいということ。
物語を共有することで絆が深まる
一緒にどこかにでかけた思い出のように、
一緒に体験したワクワクする映画の物語は、共通体験として
子供の心と自分の心に刻まれている。
シリーズ物の映画を何本も見ていると
それはたくさんの思い出を共有している、ということと等しいのではないかと思う。
子供がいないカップルなども、カップルで映画を見たり、
映画の話をしたりして絆を深めることがたくさんあると思うが、
子供と親にもそういったことは起きると思っている。
大人の世界を知る教材になる
たくさんの映画をみることで大人の妄想や未来を知る
子供によくできたSF映画などを見せ続けていると、
やたら最新技術に詳しくなってきたりする。
映画は大人の妄想であり、しかも純度の高い妄想であり、
その妄想を毎週浴びていれば、妄想の世界の行き着く先、「未来」や「最先端」な事柄にたくさん触れることになる。
物語に絡めて、大人が妄想する未来の世界を、ものすごい再現度(CGなどの)でみれるというのは、子供にかなりのインパクトを与えると思う。
大人の夢の世界、をたくさん知っているのはいい勉強になると思う。
監督や作家による「芸術作品」に触れる機会になる
娯楽映画は、お気軽なものだが、それは同時に
優れた作品であればあるほど、「芸術作品」であると思う。
芸術作品を味わうには、わざわざ美術館にでむく必要はなく、
映画を楽しむには映画館に行く必要もなく、
今の時代は、リビングに、しかもネットに最高の芸術作品が転がっている。
たくさんの映画に触れることで、
作品ごとの差異に気づき、似た映画には監督の嗜好が反映されていることを知ったり、同じシリーズでもテイストが違えば、その理由を探したり、
たくさんの作品に触れることで、監督や作家など ものを作る人達の感性や嗜好を知ることになり、それが、人間への興味に繋がっていくと思う。
どういった人が、この作品たちをつくったのだろう・・というように考えてもらえれば、親としては、たくさんの映画を見せたかいがある。
たくさんの物語を知り世界に興味をもつ
子供と共に学ぶ
映画の世界には 過去も未来もある。
愛も憎しみも怒りも優しさもある。
大人もそのたくさんの世界で 忘れていた冒険心を取り戻たり、日常の大事さを再認識させられたりしながら、心を揺らし、
子供も子供なりにそこに何かを感じたり、疑問に思いながらも、記憶の片隅に気になることをしまっていく。
そこで感じたことをお互いに、ドライブでもしながら、買い物でもしながら、話し合えれば、大人と子供、両方にまた発見があると思う。
そこでお互いに感じた絆は、また物語を強くして、
たくさん見た他の映画と比較したり、その作品のどこが好きか、どこが嫌いか話すことは、親と子供、両方がお互いを深く知る、きっかけになると思う。
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